ここでは,本作の基本情報と序盤を効率良く進めるための初心者向けガイドを紹介しますね。PvPやGvGコンテンツを本格的に楽しむ準備の手助けとなればいいですね!
PvPやGvGコンテンツ豊富な“最も危険なMMORPG”
はじめに,「EOS -エコーオブソウル-」の基本的な情報を紹介しよう。本作は,日本で2015~2017年に展開されていたPC用MMORPG「ECHO OF SOUL」のIPをベースとしたスマホ向けMMORPGだ。「ECHO OF SOUL」から50年後の世界で,新たな冒険が繰り広げられる。
回復専門職,いわゆるヒーラーが存在しないというコンセプトを「ECHO OF SOUL」から受け継いでおり,全員が攻撃へ振り切った,スリリングなプレイを楽しめる。
そして,公式で“最も危険なMMORPG”を謳うとおり,本作では街の外へ一歩出れば即座にPKが可能だ。PKというのはプレイヤーキル(Player kill)の略で,両者合意の決闘(PvP)や「攻城戦」などの戦争(GvG)ではなく,いきなり道端のプレイヤーに襲いかかること。正々堂々ヨーイドンで始まるPvPとはひと味違った醍醐味があるのだ。
アイテムを求めてモンスターの狩りに勤しんでいるとき,街へ帰るとき,危険なダンジョンの中を攻略しているときなど,いつどこでほかのプレイヤーが襲ってくるか分からないのでスリル満点。対戦好きなプレイヤーにはたまらない状況だろう。
ただし,PKはする側にもリスクが伴う。倒されたキャラクターは,レベルと「性向値」(モンスターを狩ると上がり,ほかのプレイヤーを倒すと下がる)に応じた確率でアイテムを落としてしまうからだ。レベルが低いキャラや,コツコツとモンスターを狩って育成しているキャラはアイテムを落としにくいが,PKを繰り返して性向値が減少しているキャラはその逆に大量の経験値やアイテムを落としてしまう。PKはまさに諸刃の剣なわけだ。
そして,狩りやPKで得られたアイテムは自由に販売できる。本作はこのアイテムの販売システムも特徴的で,MMORPGによくある開かれた市場である「取引所」を通さずに,プレイヤー同士が直接アイテムをやりとりできる。しかも得られる対価は有料アイテムの購入に使用できる「ダイヤ」だ。つまりうまく活用すれば,無課金でもダイヤを得て有料アイテムを買えるのだ。
そして,キャラクターを成長させていけば,プレイヤー同士の集まりである「ギルド」を設立することもでき,さまざまな大規模戦に挑めるようになる。
「攻城戦」は,ギルドがイグネア城を奪い合うというものだ。攻撃側ギルドと守備側ギルドに分かれ,イグネア城内の守護塔にある「玉璽」をギルドマスターに持たせるのが目的だ。勝ったギルドは領地からの税金をメンバーに分配できる。
このほかにも,「領地戦」「占領戦」「大君主戦」といった大規模戦が存在する。こちらは「領地戦」はギルドが大陸の領地を奪い合い,高レベルプレイヤーを対象としたサーバー間競争,「大君主戦」は,各サーバーの攻城戦を勝ち抜き,現在イグネア城を持つギルド同士が戦うイベントだ。これらのコンテンツは,今後のアップデートで追加予定なので,楽しみに待とう。
6つのクラスで,冒険に旅立とう
ここからは各クラスの説明を行っていこう。「EOS -エコーオブソウル-」には,現時点で「ウォーリア」「アーチャー」「ソーサレス」「ローグ」「パラディン」「ウォーロック」の6クラスが存在する。前述の通り,ヒーラー枠のクラスが存在せず,全員が攻撃に参加できるのが特徴だ。
性別は固定で,ウォーリア,ローグ,ウォーロックが男性,アーチャー,ソーサレス,パラディンが女性となっている。なお,女性クラスについては公式サイトにて,有名コスプレイヤーによるコスプレ写真と動画も公開されている。シスルさんがアーチャーとソーサレス,ないるさんはパラディンとソーサレス,倉坂くるるさんがアーチャー,ソーサレス,パラディンのコスプレをしている(コスプレイヤーの紹介順は順不同)ので,気になる人はチェックしてみよう。
●ウォーリア
大剣を携える剣士で,肉弾戦を得意とする豪快なクラス。見た目は力押しが得意そうなイメージだが,敵を気絶させて行動不可にする「スタン」,網を被せて移動速度と回避力を落とす「ネットキャスト」,攻撃された際に一定確率でダメージを反射する「リフレクションアーマー」,防御力を犠牲に攻撃力を上げる「バーサーカー」といったスキルもあり,意外に器用。
●アーチャー
弓矢による中距離戦を得意とし,相手を中毒状態にする「ポイズンアロー」,高威力の矢を射る「ファイナルショット」といったスキルで狙撃する。中でも面白いのが「ディバインバリア」で,敵の行動を封じる効果を持つが,同時に無敵状態にしてしまう副作用がある。厄介な敵をひとまず無力化してから,ほかの敵を処理するなどパーティプレイで役立ちそうなスキルだ。
●ソーサレス
魔法を操る美少女。隕石を落として広範囲を攻撃する「メテオ」,相手の有利効果を取り除く「イレイズ」,炎の渦を起こす「ファイアストーム」など,自動使用不可のスキルが多い。自分で操作することで真の実力を発揮できるクラスと言える。周囲の仲間を回復する「エリアヒール」や回復量の多い「エクセレントヒール」といった回復系スキルが多いのも特徴で,攻撃と回復に大活躍するクラスだ。
●ローグ
両手の短剣を使って,さまざまなスキルで相手を混乱させるのがローグ。「ブリーディング」で出血,「ダーククリング」で移動不可,「アンクルカット」で移動速度減少,「シャドウピアス」で攻撃速度ダウンと,搦(から)め手が多い。
さらに他クラスのスキルにかかった敵に使うと,強力な追加効果を与えるスキルも多く,シャドウピアスの場合,敵がソーサレスの「ブリザード」にかかっているなら,攻撃速度ダウンに加えて,アイテム使用不可の状態を付与する。知識と,臨機応変な対応が求められるクラスだ。
●パラディン
重装備と盾に身を固めたクラス。ダメージを減少させる「ホーリーシールド」,魔法防御力を上げる「ホーリーアーマー」,ダメージを反射する「パニッシュシールド」,自分を攻撃する敵にクリティカル率低下のデバフを与える「サンクチュアリシールド」といった,守りのスキルが充実している。使用すると通常攻撃の性質を変化させる「ホーリークロス」,狙った敵へダッシュする「ホーリーダッシュ」といったテクニカルなスキルもあり,敵に関する知識を得たうえでキッチリと使いこなすことで真価を発揮する。
●ウォーロック
ソーサレスが純粋魔術師系クラスなら,こちらは特殊なスキルを使うテクニカル系のクラスだ。「エクサクレート」「アベンジャー」「デスファイア」は,MPではなく自分のHPと引き換えに中毒や出血,火傷といった状態異常を与える危険なスキル。使いすぎは命に関わるが,「ライフスティール」で敵のHPを吸い,「ソウルコネクト」で一時的に最大HPを上げるなど,対策も揃っている。しかし,HPを削るスキルは自動使用できるが,対策スキルは自動使用できない。
以上6つのクラスから好きなものを選んで冒険に飛び込もう。クエストはオートでも進行でき,ボタン1つで受注から狩り場への移動,完了報告までをこなしてくれる。また,戦闘をオートにして狩り場にキャラクターを置けば,いわゆる「放置狩り」もできる。アプリを立ち上げている限り戦い続けてくれるため,希少なアイテムのドロップを狙う際に有効だ。これらのシステムを駆使すれば,空き時間に少しだけクエストを進めたり,片手間に放置狩りをしたりと,柔軟な遊び方も可能だ。
冒険を楽にするポイントを押さえスムーズな育成
本作は,基本的にメインクエストを進めていけば,一定のレベルまではサクサクと上がるようになっている。ただ,知っておいた方が育成がスムーズに進む押さえておきたいポイントがあるので,以下で詳しく紹介していこう。
●クエストはメインだけでなく,サブもすべてクリアしよう
本作のクエストには,物語の本筋を追うメインクエストと,さまざまなシステムのチュートリアルとなるサブクエストが存在する。メインクエストを進めていくのはもちろんだが,サブクエストもすべてこなしていきたい。本作のシステムを理解できるうえ,報酬ももらえるからだ。中にはレベルを一定値に上げるだけでいいものもあり,メインクエストと並行すれば効率がよい。
特にキャラクターを強化していく各種システムに関するサブクエストには注目したい。メインクエストと違い,オート進行できないものがほとんどだが,これをしたかどうかでキャラクターの強さに差が出てくるため,しっかりとクリアしていこう。
●メインクエストは,無料移動で時短クリアしよう
前述の通り,メインクエストはオートで進められるのだが,狩り場への移動中,「瞬間移動」ボタンを押せばキャラクターは一瞬で目的地に到着し,即座に狩りを始めてくれる。瞬間移動を使うには「ゴールド」(ゲーム内通貨)が必要だが,メインクエストでは無料だ。どんどん活用していこう。
●装備枠は,しっかり埋める
キャラクターはさまざまな装備を身に着けられる。防具1つとっても「兜」「上衣」「下衣」「インナー」「靴」「ベルト」「指輪」など多岐に渡っており,装備するほど「戦闘力」がアップしていく。
装備品の中には,クエスト報酬ではなかなかもらえないカテゴリもあるので,何となく進めていると一部の枠がずっと空いたままということも起こる。幸い,町には「装備ショップ」が存在し,最も低いランクの各装備品を売っている。まずは戦闘力を底上げするためにも,装備枠をすべて埋めて冒険に臨もう。
●余った品を売るのは,最後の手段
モンスターを狩っていると,ドロップした不要な装備品が溜まってくる。これらはインベントリ枠を圧迫するため,処理したくなるという人も多いだろう。手っ取り早いのは,町や村の「買取ショップ」でこれらを売却することだが,装備品には,「図鑑」「分解」といった,有益な使い道が存在している。装備品を売却するのは「本当に要らない」と分かってからでも遅くはない。
●「図鑑」に登録して,コツコツとパワーアップ
余った装備品の使い道として,最もオススメなのが「図鑑」だ。これは,図鑑に記されているお題の装備品を図鑑に登録することで能力値が少しアップするというもの。登録した装備品は消滅するものの,達成したお題ごとに効果が累積していくため,極めて有効である。
また,お題は別の品で代用できる場合があるということも覚えておこう。例えば,下衣「騎士団のグリーブ」を登録するお題があった場合は,騎士団のグリーブそのものでなくても,同じレアリティの下衣で代用できるのだ。ちゃんと報酬ももらえるので,しっかりと登録してパワーアップしていこう。
●「分解」してアイテム製作の素材を手に入れよう
図鑑への登録も済ませ,本当に不要になったアイテムは「分解」しよう。分解すると,アイテムの「制作」に使える素材が手に入るからだ。例えば,レアリティの低い品を分解すると「【N】ソウルの欠片」になる。これは「一般装備箱」を製作する素材になる。一般装備箱からは低レアリティの装備品がランダムで手に入る。出た装備品が必要なければ図鑑に登録すればパワーアップできるし,登録済みの品ならまた分解してもいい。
●ダイヤの使い道はインベントリがオススメ
有料通貨のダイヤがあれば,さまざまなサービスを受けられる。中でも序盤にオススメしたいのが,インベントリスペースの拡張だ。持てるアイテムの数が増えるのは非常に便利で,放置狩りの際にも役立つ。なお,この拡張は同じアカウントのキャラクターすべてに適用される。
●スキルはすべて買っておこう
キャラクターのレベルをどれだけ上げても,スキルを覚えてはくれない。町にある「スキルショップ」で「スキル本」を買い,これを使わなければならないのだ。スキル本はそこそこの値段だが,あるとないとでは大違い。所持金が許す限り買い込んでおきたい。
●「クラス専用」スキルはドロップで狙おう
本作のスキルは仕組みが少しユニークで,「クラス共用」「クラス専用」という2つのカテゴリが存在する。クラス共用は複数のクラスが共通して使えるもの。HPを回復する「ヒール」や防御力を上げる「アイアンスキン」など,狩りの効率を上げてくれる。
一方のクラス専用は,クラスごとの特色が強く出ている。普通のMMORPGで「スキル」と聞いて連想するものはこちらだが,30レベルからしか覚えられない。加えて,クラス専用のスキルブックはほとんど売っておらず,基本的にはモンスターからのドロップ頼り。30レベルはゲームを始めて割とすぐに到達できるので,ここからが本番と思ってスキル集めに勤しもう。
●スキルとアイテムは,「自動使用」設定を行おう
HPを回復する「HPポーション」は,効果が切れると自動で再使用してくれる設定がデフォルトで適用されているが,それ以外のアイテムやスキルは手動で自動設定を行う必要がある。
アイコンの左上に矢印マークが付いているものは,長押しで自動使用を設定できるので,いくつかのアイテムを設定しておくと非常に快適に攻略を進められる。特に忘れずに設定したいのが,各種バフ効果のあるアイテムだ。「移動速度上昇のソウル」「攻撃速度上昇のソウル」といったアイテムや,リカバリーに「ブレスアーマー」などのスキル,そしてスキルに必要なMPを回復する「MPポーション」は必ず自動使用にしておこう。
●ステータスアップは,「おすすめ配分」を活用しよう
ゲームを進めていくと,画面左上のクラスアイコンに「!」マークが付くことがある。これは何レベルかに一度のお楽しみ「ステータスボーナス」値がもらえたという印だ。
ステータスボーナスは任意の能力値に振り分けられ,キャラクターの特性を伸ばしていける。「体力」を上げれば最大HPや自然回復力が,「賢さ」なら魔法防御力に魔法クリティカル回避率が上がるなど,どの能力値に振り分けるか悩ましい
これらの能力値を伸ばせば序盤を問題なく進められる。ローグ,パラディン,ウォーロックは対応能力値が2つあるため,育成に少し気を使うが,悩んだときは「おすすめ配分」を使ってみよう。ステータスボーナスを各クラスに応じて無難に割り振ってくれる。
●装備品は,ひとまず+6まで強化
装備品は各種の「強化呪文書」で強化が可能だ。攻撃力や防御力が上昇し,手っ取り早くパワーアップできる。そこそこ使えそうな装備が手に入ったら,+1,+2……と強化していこう。
しかし,装備品には「安全強化範囲」設定されており,+7以上の強化する場合,失敗すると装備品が消えてしまう。装備品に余裕があるなら運試しするのもいいが,そうでない場合は,ひとまず「輝きの強化呪文書」が手に入るまで待ってみよう。
「輝きの強化呪文書」は,ランダムで+1~+3まで装備品を強化してくれる品だ。安全強化範囲が+6なら,まずは一歩手前の+5まで強化しておき,そこに輝きの強化呪文書を投入する。こうすることで運が悪くても+6,運が良ければ,安全強化範囲から一気に+7や+8にできるのだ。リスクを最大限抑えつつ装備品を強化できるテクニックなので,覚えておこう。
●ペットを忘れずに召喚する
本作には,キャラクターに付き従ってくれる「ペット」が存在する。召喚には町で買えるペット召喚呪文書が必要になるが,能力値を底上げしてくれるため,ゴールドを支払う価値はある。しかも,ずっと一緒にいるとペットにも経験値が溜まっていき,レベルアップするとパワーアップの効果も上がる。ペットの種類はさまざまだが,お気に入りの一匹を決めておくのもいい。なお,ペットはアカウント内で共用なので,覚えておこう。
●「モンスターの証」は,即座に登録
「モンスターの証」というアイテムは「モンスター図鑑」にそのモンスターを登録できるというもの。平たく言えば,前述したアイテム図鑑のモンスター版だ。登録すると,モンスターごとに決められた能力値がアップし,その分だけ強くなれる。アイテム図鑑との違いは,能力値の上昇幅がランダムであること。「ゴブリン戦士の証」はHPが上がるのだが,+1~+5とどれになるか分からない……といった具合だ。こちらも活用するとしないとでは大きな違いになってくるので,忘れずに登録していこう。
●入場制限のあるダンジョンで毎日しっかり稼ごう
レベル35を超えると,毎日挑戦できる各種ダンジョンが使えるようになる。経験値がたくさんもらえる「修練の迷宮」,獲得ゴールドが多い「黄金の迷宮」など,いずれも大きな恩恵を受けられる場所ばかりだ。
それゆえに1日ごとに入れる時間に制限が設けられており,入場可能時間を使い切るとその日は終了となる。制限時間は「デイリーダンジョン」系なら毎日午前5時,「ウィークリーダンジョン」系は月曜午前5時に回復する。しっかりと使い切ってコツコツ稼いでいこう。
さらにレベルを上げていくと,レベル40からは「ボスダンジョン」が解禁となる。最深部には巨大なボスが待ち構えており,報酬として強力な装備を作成するための素材が手に入る。中には1人での攻略が想定されているものもあるため,ソロでも果敢に挑戦してみよう。
以上が序盤を進めるうえでのアドバイスになる。これらを気にかけてプレイすることで,レベル40くらいまではかなり早くたどり着けるはず。ここからスキル本や強力な装備を求めてモンスターやボスを狩っていけば,PvPやGvGコンテンツに挑む力も付いてくるだろう。その後はギルドへの所属なども考えながら,本作ならではの大規模な攻城戦や領地戦,PKといったコンテンツに身を投じていこう。プレイヤーを飽きさせない,戦いに明け暮れる日々が待っているはずだ。
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