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「flick」入力が楽しくなる キーボードアプリ(iOSのみ)

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AI変換で「flick」は新しい次元へ! 普段遣いの利便性もアップ

女子高生から男性社会人まで幅広いユーザーの人気を博してきたアプリ「みんなの顔文字キーボード」が「flick」です!

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AI変換機能搭載

AI(人工知能)による変換機能が搭載された。たとえば「新しいスマホが」と入力すれば、次の入力候補に「ある」「欲しい」「出た」といった、文脈に沿った単語が表示される。このAI変換で、文字入力の手間が大幅に削減できるというわけだ。特にフリック入力は便利だけどあんまり得意じゃないのよね……というような人(にとっては、極力フリック操作を減らして文字入力を進めることができる、ありがたい機能です。

頻繁にメールをやり取りしたり、スケジュールを書き込んだりする社会人にとっても、手間を減らせる分、効率アップに直結するだろう。

特に、特定の文言や表現が頻出しがちなスケジュール書き込みは、ユーザー辞書機能と併用することで労力をかなり減らせるはずだ。

「カレーを」と入力すれば「食べる」「作る」など文脈に沿った単語が候補として表示される。フリック入力を最小限に抑える機能だ

同じく、「スマホを」まで入力すると、そのあとに続く可能性の高い「見る」「買う」「変える」などの候補が自動的に一覧表示される

「旅行に」と入力すると……「行く」「行った」「来」などが表示された。ちなみにAI変換機能が挙げた候補は、右下に「AI」と表示される

「富士山がうつ」まで入力すると、「写っ」「映っ」「美しい」「映る」など漢字の使い方込みで複数の候補を挙げてくれる

AI変換機能は、月額360円(iOS版、Android版とも)で利用できる。

えっ、有料なの!? と思うなかれ。この機能には、AI変換専用のサーバーが用意され、ディープラーニングによって日々刻々とAIが効率良い変換を学習しているのだ。

インストール後7日間は無償でAI入力機能を試用できるので、まずはその快適さを体感してみるといいだろう。

バックアップ機能搭載

iOS版にも「バックアップ機能」が搭載された。これによって、お気に入りとして保存した顔文字やAAと、ユーザー辞書をサーバーにバックアップし、機種変更時や端末を初期化したときにも引き継げるようになった。

パワーアップされた変換辞書

搭載された文字変換辞書についても、機能が向上してパワーアップ。ネットにあふれる文字情報をサーバーで取得・解析することで、新たな単語を変換辞書に日々登録しているという。流行語の取り入れも早く、たとえばアイドルグループのメンバーもフルネームでしっかりと登録されたりして、AI変換ではない部分の変換機能も快適になっている。

変換辞書もパワーアップ。よりトレンドに強くなった。たとえば「欅坂46」の平手友梨奈さんの名前も「ひらてゆ」まで打てばフルネームが変換候補として表示される

そのほか、基本的な操作方法やUIなどに大きな変更はないので、従来からのユーザーにとっては、いつもの使い勝手そのままに違和感なく使い続けられるだろう。なおflickは基本的に無料で使えるが、有償の「プレミアムサービス」(iOS版:6ヵ月240円/Android版:年額700円)を利用すれば、広告が非表示となり顔文字検索数も無制限となってより使い勝手が増す。AI変換機能と合わせて利用したいところだ。

名前は変わったけれど「flick」の変わらず良いところ

前ページでは「flick」からの新機能を紹介した。続いては「みんなの顔文字キーボード」からそのまま引き継いでいる“変わらない良いところ”について解説してみよう。

顔文字とAAを100万種以上収録!
100万種を超える顔文字、AA(アスキーアート)を収録。メールの本文やSNSなどのメッセージを作成しているときでも、アプリを切り替えてコピペするような操作をすることなくそのまま顔文字やAAを入力できるから、その瞬間の気分にピッタリの文字を即入力できる。また顔文字やAAは、流行に応じて辞書がどんどん更新されていく。

顔文字入力が自由自在。「おすすめ」から選んだり、過去の「りれき」から再度入力したりと手間なしで複雑な顔文字、AAを入力できる

「こんにちは」からの顔文字検索。複数行にまたがる大型AAも豊富!

決まった顔文字しか使わない派の人は、変換なしで「顔文字」ボタンを押して「★」をタッチ。「喜怒哀楽」などAAが表現する内容なども一緒に表示される親切設計。これは地味に便利

キーボードレイアウトを選択できる!
キーボードは「パソコン配列」「ケータイ配列」「Godan改配列」が選択できる(iPhone版については「iPhone配列」も選択できる)。自分の得意なキー配列で使えるが、なんといってもオススメは「ケータイ配列」だろう。「フリック入力」に加えて、同じキーを数回タップして入力文字種を選択できる、いわゆる「ケータイ入力」も可能だからだ。なにより、アプリ名が「flick」に変わっただけあって、後述するようにフリック入力が強化されているところも見逃せない。

パソコン配列に慣れた人向きのキーボード

やっぱりフリック入力がオススメ。ケータイ入力もできる

カスタマイズ可能なキーボード

そしてキーボード画面には「テーマ」を設定できる。あらかじめ用意されている「カラーテーマ」では、テーマカラーを選択することで、キーボード部分の配色を変更できる。ちょっとした色合いの違いで雰囲気が大きく変わるから楽しいものだ。

さらに、キーボードの背景に、好きな画像や動画を配置してオリジナルテーマを作成することも可能。“あのキャラと向かい合いながら文字入力!”なんて楽しみ方も味わえる。また自分で作成したテーマは、公開してほかのflickユーザーと共有することもできる。もちろんほかのユーザーのテーマを利用できるので、「みんなのテーマ」タブを覗くこともちょっとした楽しみになる。

そしてflickでは新たに“フリック方向の文字をあらかじめキートップに表示する設定”も追加された。筆者のような「フリック入力がちょっと苦手……」という人にはうれしいお知らせだ。

用意された90種ものカラーテーマから好きな配色を選択できる

iOS版は、キートップのフォントを変更することもできる

「みんなのテーマ」には、ほかのユーザーが作成したテーマが公開されている。気に入ったものを使わせてもらうこともできるし、自分のテーマを公開することもできる

キートップに上下左右にフリックした際の文字もあらかじめ表示されている。フリック初心者にはうれしい機能だ

キーボードの背景を自分で撮影した写真や動画、作成した図版などに変更できる。枠を強調するような図版を作成して、誤タップ率低下を狙うなんてことも可能

使い勝手はそのままに、より賢くなって帰ってきた!

「flick」は、『顔文字やAAをサクサクと入力したい!』というニーズに応えた「みんなの顔文字キーボード」ゆずりの利便性とコダワリを継承しながら、同時にAI変換によって最適な日本語の入力メソッドとしても確実に進化を遂げている。

なにより自然言語処理のエキスパートが開発陣に加わっていると聞けば、その快適さも頷けるというもの。フリック入力が苦手な諸兄にとっても“極力フリックせずにフリック入力できる”という大きなメリットを得られることだろう。顔文字はそんなに入力しないかも……という人でも、AI変換を試してみれば、スマホやタブレットでの文字入力が快適になること間違いなし。ぜひ使ってみていただきたいものだ。

次回は、そんな「flick」の開発陣にインタビューを敢行したいと思っている。自然言語処理のプロに、AI変換の裏側やディープラーニングと辞書の関係など、根掘り葉掘り伺ってみることとしよう。

 

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ベンジー
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お肉とラーメンが好きです。スニーカーも大好き!
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